ダンス( 2 )

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【Physical Expression Criticism】壁のシミに抽象画を見る、だけではない。叶野千晶展

【Physical Expression Criticism】壁のシミに抽象画を見る、だけではない。叶野千晶展

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壁景の意味 不思議な作品を見た。抽象のようだが、版画のようでもある。そして、筆などで描写したようには見えなかった。どうやってつくっているのか。これは写真なのか、ペインティングなのか。 そのタイトルが気になった。「壁景」。なるほど、これは壁を描いたか、写したものだろう。だが、普通の壁には見えない。何か特殊な壁を撮影して、...Read More
【Physical Expression Criticism】京都、奈良に舞踏を見る~3

【Physical Expression Criticism】京都、奈良に舞踏を見る~3

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・奈良の舞踏状況 7月15日から17日、京都で舞踏フェス「Dancing Blade #2」に参加し、翌18日、筆者らは奈良に向かった。奈良で活動する大野一雄の弟子、田中誠司のスタジオで、東京の天狼星堂出身の舞踏家、大倉摩矢子の舞台を見るためだ。 田中誠司は、大野一雄の最後の時期に、大野一雄舞踏研究所で学んでいた。大野...Read More
【Physical Expression Criticism】京都、奈良に舞踏を見る~2

【Physical Expression Criticism】京都、奈良に舞踏を見る~2

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京都舞踏フェスティバル 7月に立ち会った、京都の小規模な舞踏フェスティバル「Dancing Blade #2」の公演について記している。前回は京都・関西の舞踏、コンテンポラリーダンスシーンについてと、初日15日の公演について書いた。今回は、16日、17日の公演について記す。7月16日:裂傷から発熱へ 『裂傷』シンキミコ...Read More
【Physical Expression Criticism】京都、奈良に舞踏を見る~1

【Physical Expression Criticism】京都、奈良に舞踏を見る~1

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京都の舞踏とコンテンポラリーダンス 京都は舞踏のメッカである。というと、驚かれるかもしれない。 舞踏は、1959(昭和34)年、土方巽が大野慶人と『禁色』を上演したことで始まったとされる。そして、土方巽と大野一雄が舞踏を生み出した。 その土方の元から、1972年に生まれたのが大駱駝艦で、麿赤兒が主宰し、現在も活動を続け...Read More
【7月24日 ウィークリー告知まとめ版】さあ、始まったゾ!・・・なにが? 展覧会・イベント・アート情報、今週のアラカルト!

【7月24日 ウィークリー告知まとめ版】さあ、始まったゾ!・・・なにが? 展覧会・イベント・アート情報、今週のアラカルト!

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 なんと昨日から、東京オリンピックが始まった! ここまで最後の最後までケチのついた企画モノってあっただろうか? 開会式はチラ見したけど、アイデアよりもあまりに、こまかな動きすぎてダイナミックさが欲しかった。 表現はほんと不思議ですが、本心(エネルギー)が出るのです。今の日本の真のエナジーが出てしまうのです。 それよりも...Read More
【7月10日〜 ウィークリー告知まとめ版】無観客な世界。そしてなにが残るのだろうか? 今週ピックアップした展覧会・イベント・アート情報!

【7月10日〜 ウィークリー告知まとめ版】無観客な世界。そしてなにが残るのだろうか? 今週ピックアップした展覧会・イベント・アート情報!

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 とうとう東京オリンピックは、ほとんどの競技が無観客となった。 無観客といえば、自分(あおひと君)も去る4月、昨年からコロナで延期になっていたオペラ『魔笛』が、それも公演2日前に緊急事態宣言が出され、急遽、無観客での上演を余儀なくされた。 それもオーケストラ、オペラ歌手、スタッフなど総勢80人くらいの舞台にもかかわらず...Read More
【Physical Expression Criticism】二項対立を覆す社会性~風間サチコ

【Physical Expression Criticism】二項対立を覆す社会性~風間サチコ

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TCAA受賞記念展 風間サチコは、2017年の横浜トリエンナーレで、最も気になった作家だ。2018年、埼玉の原爆の図丸木美術館でも個展があった。そして、「Tokyo Contemporary Art Award(TCAA)2019-2021」で受賞した。この賞は、東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団東京都現代美術館ト...Read More
【7月3日〜 ウィークリー告知まとめ版】現代アートとイラストレーションの区分けは? 今週ピックアップした展覧会・イベント・アート情報!

【7月3日〜 ウィークリー告知まとめ版】現代アートとイラストレーションの区分けは? 今週ピックアップした展覧会・イベント・アート情報!

 日々、いろいろな情報に接していて、現代アートとイラストの区分けってなんだろう?と思います。 イラストは、イラストレーション、つまり言葉ではなく、絵・図によって物事を説明することでしょう。 ウィキペディアには、 イラストレーション(英: 仏: 独: illustration,中: 挿画)とは図像によって物語、小説、詩な...Read More
【6月26日〜 ウィークリー告知まとめ版】アートは、不滅です! 今週ピックアップした展覧会・イベント・アート情報!

【6月26日〜 ウィークリー告知まとめ版】アートは、不滅です! 今週ピックアップした展覧会・イベント・アート情報!

 アートは、不滅です! ではでは、今週のもろもろこぼれた情報をお届けします。 写真は、ウィーンの現代美術館の展示作品。「丸の内ストリートギャラリー」スマホ向け音声ガイダンス第3弾開始 ~新たにマヂカルラブリーやフワちゃんを迎え「オールナイトニッポン」パーソナリティ6組が屋外彫刻13点を紹介~ 三菱地所株式会社と公益財団...Read More
【Physical Expression Criticism】いまも続くアンデパンダン展~2~

【Physical Expression Criticism】いまも続くアンデパンダン展~2~

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横浜開港アンデパンダン展 現在、関東では、前回解説した1947年から続く日本アンデパンダン展のほかに、もう一つ、アンデパンダン展がある。2009年に始まった横浜開港アンデパンダン展で、2021年、9回目を迎えた。どちらも無審査のため玉石混淆だが、注目すべきは、パフォーマンスやインスタレーションなどが行われる点だ。 美術...Read More
【ウィークリー!告知まとめ版】いいものはいい!5月15日〜ピックアップした展覧会・イベント・アート情報!

【ウィークリー!告知まとめ版】いいものはいい!5月15日〜ピックアップした展覧会・イベント・アート情報!

 GWも終わったのですが、もう何年もカレンダー通りの生活をしていないので、はぁ、という感じです。 巷は、東京オリンピックの開催の可否をめぐってかんかんがくがく、コロナ感染拡大、緊急事態宣言延長やらでひっちゃかめっちゃか。(表現が古い) それにもかかわらず現代アートブームは続いているそうで、アートフェアの売り上げはレコー...Read More
【Physical Expression Criticism】いまも続くアンデパンダン展~1~

【Physical Expression Criticism】いまも続くアンデパンダン展~1~

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アンデパンダン展と戦後 アンデパンダンというと、読売アンデパンダン展が有名である。読売新聞の海藤日出男が企画して、1949(昭和24)年から1963年に、東京上野の東京都美術館で毎年開催された。現在の東京都美術館になる前のことだ。 それが美術史に残っているのは、1960年にネオダダ・オルガナイザーズを結成する赤瀬川原平...Read More
【ウィークリー!告知まとめ版】5月1日〜ピックアップした展覧会・イベント・アート情報!

【ウィークリー!告知まとめ版】5月1日〜ピックアップした展覧会・イベント・アート情報!

 4/25、日曜、あおひと君が久々にパフォーマンスをやりました。 800人ほどはいる某ホールで、40人弱のオーケストラと16人のオペラ歌手の皆様が演ずるモーツアルト『魔笛』に出演。 奇抜な演出でビックリですが、主催者曰く、映像にして次回につなげるということで無観客で決行! とてもシュールな近未来的な舞台でした。 しかし...Read More
【ウィークリー!告知まとめ版】4月17日〜ピックアップした展覧会・イベント・アート情報!

【ウィークリー!告知まとめ版】4月17日〜ピックアップした展覧会・イベント・アート情報!

 東京オリンピックはほんとうに開催するのだろうか? またかぁ〜インパール大作戦?! さて今週もいろいろなイベント、展覧会のお知らせが届いていました。アートとちょっと離れたイベントもあるかもですがお許しください。 もはやかつてイラストと呼んでいた作品も現代アートも区別がない時代になってきました!十把一絡げアート、アート、...Read More
【4月10日〜 ウィークリー告知まとめ版】今週ピックアップした展覧会・イベント・アート情報!

【4月10日〜 ウィークリー告知まとめ版】今週ピックアップした展覧会・イベント・アート情報!

 4月4日から4月10日までの新着情報をピックアップ。混沌とした世の中ですが、アートに光を求めてさまよう流浪の日々です。(画像は、ウィーンのとある館の天井画)hideって誰?hideThe23rdMemorial特別企画展 PSYCHOVISION hide MUSEUM Since 2000を開催! XJAPANのギ...Read More
【Physical Expression Criticism】ドラマニア~テレビドラマの魅力・4~

【Physical Expression Criticism】ドラマニア~テレビドラマの魅力・4~

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ドラマと映画の違い ドラマをずっと見ていて、映画を見ると、やはり映画のほうがすごいと思うこともある。2時間以内に物語を濃縮し、お金と時間のかけ方も映画のほうが遙かに大きい。 だが、時折、映画以上と思えることもある。例えば、高村薫の『レディジョーカー』(1997年)、横山秀夫の『64(ロクヨン)』(2012年)のような小...Read More
【3月27日〜ウィークリー告知まとめ版!】今週ピックアップした展覧会・イベント情報

【3月27日〜ウィークリー告知まとめ版!】今週ピックアップした展覧会・イベント情報

 今年の代々木公園は、花見禁止。バリケートを巡らせて中央広場には誰もいません。でもその分、周りはめちゃ混んでいました。 さて、Tokyo Live & exhibitsには、日々、たくさんのアート情報が届き、またこちらもリサーチをしています。 残念ながらすべてをページに掲載するには、人手もお金もありません。 それでも少...Read More
【Physical Expression Criticism】ドラマニア~テレビドラマの魅力・3~

【Physical Expression Criticism】ドラマニア~テレビドラマの魅力・3~

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井上由美子と木皿泉 90年代に、最初に注目した脚本家は、井上由美子だ。高村薫原作のNHK『照柿』(1995年)が大傑作だった。単なる二枚目の三浦友和が真に評価され、屈折した役もこなすようになったきっかけに思える。過去に見たドラマのベストワンだと思っている。井上由美子は『14才の母』(2006年)も問題作だった。NHKで...Read More
【宮田徹也氏出版記念】トークvol.7<谷川渥氏出版記念>「芸術、文学、美学」@美学校 3月21日 18:30〜

【宮田徹也氏出版記念】トークvol.7<谷川渥氏出版記念>「芸術、文学、美学」@美学校 3月21日 18:30〜

【宮田徹也氏出版記念】トークvol.7<谷川渥氏出版記念>「芸術、文学、美学」 宮田徹也氏の『芸術を愛し、求める人々へーー芸術創造論』(論創社)の出版記念トーク第七弾を行います。 今回は12月に『文豪たちの西洋美術——夏目漱石から松本清張まで』を刊行した美学者谷川渥氏を迎えて、芸術、美学、文学についてお話しいただきます...Read More
【Physical Expression Criticism】ドラマニア~テレビドラマの魅力・2~

【Physical Expression Criticism】ドラマニア~テレビドラマの魅力・2~

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傷だらけの天使 脚本家に注目して見るようになったのは、たぶん大学時代、1970年代後半からだ。だが、俳優で見ることも時折ある。それは、一つには、グループサウンズ世代だったためだ。 ショーケンこと萩原健一の『傷だらけの天使』(1974~75年)には、多くの映画監督が演出・監督していることでも注目した。脚本は市川森一、柴栄...Read More
【Physical Expression Criticism】ドラマニア~テレビドラマの魅力・1~

【Physical Expression Criticism】ドラマニア~テレビドラマの魅力・1~

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 ドラマが好きだ。毎日数本のドラマをテレビで見ている。明らかに見過ぎで、時間をとられている。だが、やめられない。季節の変わり目には、楽しんでいたドラマが終わるが、また新しいドラマが始まってしまう。コロナでさらにそれが加速されている。名犬ラッシーから 「いつからドラマが好きだったか」と振り返ってみると、昭和40年代、子ど...Read More
【Physical Expression Criticism】画廊と前衛~大正時代の美術運動

【Physical Expression Criticism】画廊と前衛~大正時代の美術運動

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 2020年9月、企画編集した本の出版記念トークが、コロナのため、それまでの紀伊国屋などではできないために、神保町の画廊を皮切りに新橋、日本橋、横浜まで続けてきて、1月に銀座の画廊でやると決まった。そのときに「銀座と画廊」というテーマを考えた。倉庫街や各地域で活躍する画廊も多く、「銀座の画廊は終わっている」という声もあ...Read More
【Physical Expression Criticism】新しいアートのカタチ オル太『夜明けから夜明けまで』

【Physical Expression Criticism】新しいアートのカタチ オル太『夜明けから夜明けまで』

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夜明けから夜明けまで 現代美術のグループ、オル太が東京の下町で工場を会場にした展覧会を行った。オル太は、2009年に結成された井上徹、川村和秀、斉藤隆文、長谷川義朗、メグ忍者、Jang-Chの6人組の集団(アーティスト・コレクティヴ)で、2011年に岡本太郎現代芸術賞の大賞「岡本太郎賞」を受けるなど、近年、注目された存...Read More
【Physical Expression Criticism】身体の追求

【Physical Expression Criticism】身体の追求

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大橋可也 大橋可也という振付家、ダンサーがいる。コンテンポラリーダンスのなかで、ある種の存在感を持って語られる人物で、大橋可也&ダンサーズというカンパニーを率いている。 大橋は、自衛隊出身でコンピュータ関連の仕事に従事した異色の経歴だ。舞踏の創始者、土方巽 *の弟子、和栗由紀夫に師事し、舞踏由来の身体論を体現している。...Read More
【宮田徹也氏出版記念】 トークvol.4 「美術を教えるということ」

【宮田徹也氏出版記念】 トークvol.4 「美術を教えるということ」

 宮田徹也氏の『芸術を愛し、求める人々へーー芸術創造論』(論創社)の出版記念トーク第四弾を行います。 今回は絵画のみならず、アートとさまざまな表現について、羊をモチーフにするなど独特の幻想世界を展開する画家で、岡山大学や大阪芸術大学で教鞭をとる泉谷淑夫さん、写真家の朝木健次郎さんとともに、お話しいただきます。 なお、会...Read More
【World Music Explore】シエラレオネ、ハイライフとパーム・ワイン・ミュージック

【World Music Explore】シエラレオネ、ハイライフとパーム・ワイン・ミュージック

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 アフリカ音楽に傾倒している訳でもないのに、思わずして、数回にわたって書くことになりそうだ。 今回は、シエラレオネ(共和国、ポルトガル語で「ライオンの山」の意味)。 シエラレオネは、西アフリカの国で、奴隷制度から解放された人々が定住するようになった国である。 19世紀初頭からイギリスの植民地となり1961年に独立するの...Read More
【宮田徹也氏出版記念】 トークvol.3 「日本画のリアル」

【宮田徹也氏出版記念】 トークvol.3 「日本画のリアル」

 宮田徹也氏の『芸術を愛し、求める人々へーー芸術創造論』(論創社)の出版記念トークの「第三弾」を行います。 今回は日本画でポップとリアルな表現を行っている甲斐千香子さんとともに日本画のリアルについて、詳しくお話しいただきます。 (さらに…)Read More
【Physical Expression Criticism】舞踏という思想

【Physical Expression Criticism】舞踏という思想

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写真:大野一雄『ラ・アルヘンチーナ頌』(1977年)photo:池上直哉 このコラムの通しタイトルを身体表現批評(Physical Expression Criticism)としたのには、理由がある。それは、私が舞踏という身体表現をきっかけに文章を書いてきたからだ。 2010年に103歳で亡くなった大野一雄という舞踏家...Read More
APOC THEATER

APOC THEATER

 貸し劇場としてだけではなく、さまざまなアートやアーティストが交流できる場をコンセプトに、立ち上げた一軒家のカフェシアター。 ヨーロッパの劇場スタイルによくみられるカフェバーを併設し、ぐちゃ紙アーティスト「Showzen Kajima」のアート作品を多数展示するなど、ロビーとしての機能を充実、役者やお客様がゆったりと交...Read More
【Physical Expression Criticism】志賀信夫のアートコラム vol.00

【Physical Expression Criticism】志賀信夫のアートコラム vol.00

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 舞踊を中心にアート、文学などについて批評を書いています。特に舞踏や現代美術が中心です。・神保町アートネットワーク 昨年、数名で神保町アートネットワークを立ち上げました。 このサイトがギャラリー、劇場などのポータルサイトを目指しているので、まずはその関連でお伝えします。 東京の神田神保町は世界最大の古書店街として有名で...Read More