伊香保文学館 -近代文学の歴史-(群馬県渋川市)
伊香保文学館 -近代文学の歴史-
所在地 群馬県渋川市伊香保町伊香保396-20(伊香保温泉ホテル天坊 館内)
開館日 2024年11月1日(金)
開館時間 8:00〜21:00
入館料 500円(税込)(ラウンジ・入浴施設の利用不可)
※宿泊客は入館無料
明治以降の近代文学を代表する作家の貴重な初版本や署名本を展示する、全国でも珍しい私設文学館です。
明治文学、大正文学、昭和文学、群馬の文学など作品群を分類して展示。
近年の旅行形態の変化に対応し、個人客向けの新たな魅力創出を目的として開設しました。文学に詳しい方もそうでない方も楽しめる、文学作品と作家の写真を組み合わせた臨場感あふれる空間を提供します。
主な展示内容 貴重な初版本、署名本、手紙や葉書
1.近代文学の代表的作家の初版本・署名本
明治文学:泉鏡花(高野聖、婦系図)、島崎藤村(破滅、若菜集)
大正文学:谷崎潤一郎(刺青、人魚の嘆き)、竹久夢二
昭和文学:太宰治(晩年、愛と美について)、三島由紀夫(仮面の告白、金閣寺)
群馬の文学:萩原朔太郎(月に吠える)、田山花袋(田舎教師)、山村暮鳥
2.その他の貴重な蒐集品
作家の直筆はがきや封書、色紙、短冊(太宰治、三島由紀夫、田山花袋、寺山修司、尾崎紅葉、泉鏡花、萩原朔太郎)、自筆原稿、稀覯本など
3.林忠彦氏による文士の写真作品
著名な写真家・林忠彦氏の作品を多数展示し、文学作品とともに作家の姿を楽しむことができます。
館主からのメッセージ
この文学館には、私の個人的な嗜好が強く反映されています。展示されていない重要な初版本も多数ありますが、個人の趣味の範囲としてご容赦ください。今後も展示の充実を図っていく予定です。文学愛好家、近代文学に興味のある方、さらには署名本などを通じて作家に触れる機会などを、体験してもらえれば嬉しく思います。
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