W'UP★11月2日~12月1日 ATAMI ART GRANT 2024(アタミ アート グラント 2024) 静岡県熱海市内

W'UP★11月2日~12月1日 ATAMI ART GRANT 2024(アタミ アート グラント 2024) 静岡県熱海市内

ATAMI ART GRANT 2024(アタミ アート グラント 2024)
会 場 静岡県熱海市内[ATAMI ART VILLAGE, 熱海第一ビル, 熱海分福, 熱海魚市場, 大舘ビル, 尾崎ランドビル, バーコマド, PHOOL, 丸屋ビル その他熱海市内各所]
会 期 2024年11月2日(土)~12月1日(日)
開館時間 11:00~18:00(最終日17:00まで)
屋外会場開催日 会期中毎日
屋内会場開催日 金・土・日・祝(店舗内の展示は店舗営業日、営業時間に準じます)
※各会場の休館は公式サイトの「ACCESS」「VENUE」よりご確認ください。
ホームページ https://atamiartgrant.com/
チケット購入 https://atamiartgrant.com/2024/ticket/

 50組のアーティストによる展示を始め、気鋭のキュレーター黒沢聖覇による特別キュレーション企画、時空を超えて熱海を再解釈する「META ATAMI」など多彩なプログラムの見どころを紹介します。
 PROJECT ATAMI 実行委員会が開催するATAMI ART GRANT 2024は、「超-Beyond ATAMI- : 次元を越えた、未踏のアート体験へ」をテーマに50組のアーティストによる展示を始め、気鋭のキュレーター黒沢聖覇による特別キュレーション企画、時空を超えて熱海を再解釈する「META ATAMI - Story of Artificial Technoscape-」、展覧会鑑賞者により熱海の街を楽しんでもらえる企画など多彩なプログラムの見どころを紹介します。
 「ATAMI ART GRANT」は、アーティストの制作活動支援を目的とした取り組みで、4年目となる今年は「超 -Beyond ATAMI-」をテーマにアーティストを公募し20組が決定。GRANTアーティストと招聘のRESIDENCEアーティスト合計50組によって制作される作品は、本取り組みに共感してくださった行政・企業・個人のご協力のもと、熱海市内において広く展示されます。
 今年の「ATAMI ART GRANT」では、様々な概念を超え、熱海の新たな価値や意味を見出し、リアル・オンラインの垣根も超えて、今まで以上に熱海市内様々な場所を多くの方に観ていただける形を目指します。

ATAMI ART GRANT 2024 見どころ企画
気鋭のキュレーター黒沢聖覇による特別キュレーション企画「Medium(s) 媒介するものたち」展
時空を超えて熱海を再解釈する「META ATAMI - Story of Artificial Technoscape-」
熱海の街をより楽しめるスタンプラリー付き特別冊子「ATAMI ART COLLECT」

気鋭のキュレーター黒沢聖覇による特別キュレーション企画

バナー「Medium(s) 媒介するものたち」展
 「Medium(s) 媒介するものたち」展は、「ATAMI ART GRANT 2024」内にて開催される、キュレーターの黒沢聖覇による特別企画です。熱海の観光産業によって支えられた資本と、その背景にある地質や地域文化の交錯を探る試みとして、3人の作家を招待し、熱海で滞在制作のうえ、それぞれの特徴的な会場で意欲的な新作を発表します。
温泉に代表されるように、熱海の観光産業は地域の文化や経済を支えつつも、しばしば自然資源にも依存しています。人間の住む地表の下にあるこうした地球の地質が観光資源を生み出し、それがまた地域経済を支え、同時に多くの文化も生み出してきたのです。一方で、それは遊郭など人の欲望にまつわる歴史も含んでいます。
 本展で核となる「Medium(メディウム)」という単語は、手段、なにかとなにかのあいだ、そしてそれらを「媒介するもの」、という複数の意味を持っています。また、専門的には美術作品の「媒体(素材)」を指す用語でもあり、シャーマンのような「霊媒」のことを指す言葉でもあります。
 熱海は資本主義がもたらす社会的・経済的な変化とそれを支える豊かな自然環境や文化が交錯、循環し続けてきた極めてユニークな地と言えます。本展では、3人のアーティストによる絵画、映像、空間インスタレーションという異なる表現媒体(メディウム)による作品を通して、熱海という地に潜んでいるこの複雑な循環へと来場者を「媒介」し、土地のエネルギーに対する多様な解釈を生み出します。

 

ATAMI ART RESIDENCE キュレーション特別企画 「Medium(s) 媒介するものたち」
参加アーティスト 石山未来、佐藤浩一、モニカ・ハプサリ
キュレーター 黒沢聖覇
キュラトリアル・アシスタント ピラヤ・アルドウィチャイ
会期 2024年11月2日(土)~12月1日(日)
開場日時 金・土・日・祝 11:00~18:00(17:00受付終了)
展覧会場  尾崎ランドビル三階、丸屋ビル二階、中央町6-4建物
グラフィック・デザイン 塩谷啓悟
本企画協賛 桐朋高校31期吉祥寺会、VOLOCITEE、五十蔵、徳弘有紀、花園アレイ、平澤賢治
協力 株式会社The Chain Museum / ArtSticker
関連イベント アーティスト及びゲストによる公開ラウンドテーブル
日時 2024年11月2日(土)14:00~17:00  ※詳細はATAMI ART GRANTウェブサイトにて告知。

参加アーティスト略歴
石山未来   
 北海道生まれ。関東在住。2022年に多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻を卒業後、2024年に東京藝術大学院美術研究科油画研究分野絵画専攻修士課程を修了。象徴主義的な神秘主義、人類の信仰心などに興味を持ち、文化人類学を通して人間の感情という現代の我々に必要不可欠な命題を再定義する制作研究を行う。 近年は東ヨーロッパへの宗教施設や墓地、祝祭や民族文化といったリサーチから、作品を通して『悪』を考える。https://atamiartgrant.com/2024/artist/miki-ishiyama/
佐藤浩一   
 1990年生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修了。自然環境と産業・消費社会の関係についてリサーチやフィールドワークを行い、映像や音、香りなどを複合的に組み合わせた作品を制作する。個展に、「Crepuscular Gardens / 半開花の庭」(Shiseido Gallery、2018年)「第三風景」(金沢21世紀美術館、2019年)など。https://atamiartgrant.com/2024/artist/koichi-sato/
モニカ・ハプサリ 
 インドネシアのタンゲランを拠点とするアーティスト。インドネシア諸島を指す「ヌサンタラ(群島)」の古代の知恵と現代科学を融合させ、人間の不完全さや自然との共存をテーマとしている。視覚芸術、音楽、パフォーマンスなど、多岐にわたる表現活動を通して、古代の知恵を現代に蘇らせ、新しい価値観を提示する。特に、声帯の不完全さに着目し、それを芸術表現に取り入れるユニークな試みが特徴のアーティスト。https://atamiartgrant.com/2024/artist/monica-hapsari/

キュレーター 黒沢聖覇   
 東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科修了。草間彌生美術館、金沢21世紀美術館の学芸員を経て、現在、PAN沖縄準備室キュレーター。 主な企画・担当展覧会に、「コレクション展1 それは知っている:形が精神になるとき」(2023、金沢21世紀美術館)、「時を超えるイヴ・クラインの想像力─不確かさと非物質的なるもの」(2022、金沢21世紀美術館)、「ZERO IS INFINITY 『ゼロ』と草間彌生」(2020、草間彌生美術館)、タイランド・ビエンナーレ・コラート2021(コ・キュレーター、2021、ナコンラチャシマ県各地)、第7回モスクワビエンナーレ(アシスタントキュレーター、2017、トレチャコフ美術館新館)など。その他、第60回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館作家推薦委員、文化庁国際ラウンドテーブル招聘キュレーターなど。東京藝術大学平山郁夫文化芸術賞受賞。https://atamiartgrant.com/2024/artist/seiha-kurosawa/

時空を超えて熱海を再解釈する「META ATAMI - Story of Artificial Technoscape-」

バナー
※国土交通省PLATEAUの画像を使用しています。

 「META ATAMI - Story of Artificial Technoscape-」は、熱海に残されたテクノスケープ(技術景観)と、土地に根ざした資源、環境、歴史といったランドスケープ(自然景観)の要素を並列的に取り扱い、テクノロジーと自然、現実と仮想、過去から未来、人間と非人間の関係において、超芸術的な視点から探求するアートプログラムです。
 今回招聘する5組のアーティストは、AIやVR/AR、SNSなど、それぞれ異なった技術的なアプローチから、熱海の多層的な姿を描き出します。彼らが再解釈を試みるものは、100万年前にフィリピン海プレートとの衝突によって形成された伊豆半島の地形であり、点在している縄文の遺跡や仏教美術、そして観光地としての人々の営みであり、いままさにに熱海で感じられる波の音であったりします。
時空を超えてテクノロジーと交差した先に現れる熱海の姿を、是非ご覧ください。

META ATAMI -Story of Artificial Technoscape-
アーティスト 河野円、たかくらかずき、Damjanski、永井ミキジ、NIINOMI
ディレクター 鳥本健太
キュレーター 吉田理穂
会期 2024年11月2日(土)~12月1日(日)
展覧会場 バーコマド、他
※展示会場によって鑑賞できる日時が異なりますので、公式サイトをご確認ください。

アーティスト略歴(五十音順)
河野円  
 1984年生まれ、広島出身。ADHDの診断を受け、鬱や躁鬱状態に悩んでいるなか、2018年YouTubeで「テクノ法要」に出会い、その世界観に引き込まれる。毎日聞くことで心が軽くなり、この恩恵を他の人にも伝えたいと考え、仏教美術とテクノロジーアートを融合したサイバー南無南無を設立。AR、VR、AIなどの技術を用いて多くのクリエイターと共創し、国内外で活動している。https://atamiartgrant.com/2024/artist/madoka-kohno/
たかくらかずき
 1987年、山梨県出身。東京造形大学大学院修士課程修了。ビデオゲームやピクセルアート、VR、NFT、AIなどのデジタル表現を使用し、仏教などの東洋思想による現代美術のルール書き換えとデジタルデータの新たな価値追求、キャラクターバリエーションの美学をテーマに作品を制作している。作品は山梨県立美術館や足利市立美術館、メキシコ、ボストン、韓国、ニューヨークなどで展示。京都芸術大学非常勤講師。
Damjanski
 ブラウザの中で生活するアーティストであり、「Do Something Good」の共同創設者およびメンバー。権力、詩、参加をテーマに、アプリをアート作品として捉えるコンセプトを探求しつつ、古き良きウェブサイトも楽しんでいる。彼の作品は、NRWフォーラム、ケーニッヒ・ギャラリー、ローアス&ブーツ、パイオニア・ワークス、MoCDA、トロペ、インポート・プロジェクトなど、国際的な展覧会で発表されており、現在はダムヤンスキーはニューヨークに居住。
永井ミキジ
 兵庫県出身。グラフィックデザイナー・古物収集家。 グラフィックデザイナーとしての活動にとどまらず、蒐集された古物を集め、まとめ、展示・放出し、モノの存在価値を再び考える「個物」や、汎用性の高いSNSフォーマットのみを利用し、世代を問わず対象物の魅力をフラットに見せ、デザイン構築していくリアルタイムパフォーマンスなど、デザイナー・コレクターとしてのキャリアをいかし分野を問わず幅広く活動する。NIINOMI
メディアアーティスト / NEORT株式会社ディレクター
 プログラムをはじめとするコンピューターテクノロジーを駆使した新しいアートの可能性を探求する。 近年は、アルゴリズムによって機械的に出力をし続けるシステムそのものに美的価値を見出しており、”System as an Art”をテーマに、アートを生成するシステム自体を作品とする活動を行う。

展覧会参加アーティスト一覧 https://atamiartgrant.com/2024/artist/

チケット購入
公式サイトチケットページよりご購入いただけます。
NFT作品付き鑑賞チケットやディレクターによるガイド付きチケットなど様々なチケットをご用意しております。
https://atamiartgrant.com/2024/ticket/

入場方法
お申込み後に発行されるQRコードを熱海駅前インフォメーションブースにて運営スタッフにご提示ください。スタンプラリー付き特別冊子「ATAMI ART COLLECT」とお引き換え後、各会場にご自由に出入りいただけます。

注意事項
※一部、無料で観覧できる会場もございます。
※施設によっては別途入館料、もしくはワンオーダーが必要な場合があります。
※展覧会チケットは、各アート作品を鑑賞でき、会期中有効です。
※展覧会チケットを紛失された場合は、再度のご購入が必要です。
※QRコードをお持ちの方は、会期中、いつでも「ATAMI ART COLLECT」とのお引換えが可能です。
※チケットご購入後において、いかなる場合(データの紛失・盗難・破損等、および会場・展示作品の変更等)も払戻し・再発行いたしません。
※開催日及び開館時間は、新型コロナウイルス感染症等の影響や、天災や悪天候により変更になる場合があります。その場合も払い戻しをいたしません。

主 催 PROJECT ATAMI 実行委員会、ATAMI ART LINK DAO 合同会社

情報掲載について

当サイトへの掲載は一切無料です。こちらからご登録できます。https://tokyo-live-exhibits.com/about_information_post/

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