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W'UP★8月5日~8月11日 土田康彦 ヴェネツィアンガラス展 僕が僕であるために。 あべのハルカス近鉄本店 タワー館11階 美術画廊(大阪市阿倍野区)

W'UP★8月5日~8月11日 土田康彦 ヴェネツィアンガラス展 僕が僕であるために。 あべのハルカス近鉄本店 タワー館11階 美術画廊(大阪市阿倍野区)

土田康彦 ヴェネツィアンガラス展 僕が僕であるために。
会 期 2026年8月5日(水)~8月11日(火)
会 場 あべのハルカス近鉄本店タワー館11階 美術画廊(大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43)
開館時間 10:00~20:00(8月6日は19:00まで、最終日は15:00閉場)
休館日 会期中無休
入館料 無料

 ヴェネツィア・ムラノ島にアトリエを構える唯一の日本人アーティスト、土田康彦の過去最大規模の個展が、2026年8月5日から11日までの7日間、あべのハルカス近鉄本店タワー館11階の美術画廊にて開催されます。
 本展では、ガラス制作にとどまらず、文学、食、建築、映画、ファッション、音楽などジャンルを超えて活躍する土田康彦が、過去10年間に渡り制作した作品約200点を一堂に展示します。『光の束』シリーズや『イノセント』シリーズなど、自身を代表する作品シリーズから厳選された作品群は、「ガラスの詩人」とも評される土田の哲学を感じさせる作風と、迫力あるフォームと色彩の壮大な世界観を体感できる展覧会です。
 展示されるのは、土田本人が選出した『光の束』『桜の記憶』『桜吹雪』『楽時碗』『地中海』『イノセント』『水溜まり』の各シリーズからなる約200点の作品です。これらの作品は、過去10年間の制作の軌跡をたどる集大成とも言えるラインナップとなっています。

展示される代表的な作品シリーズと作品

『光の束』シリーズ
『光の束』シリーズ

『光の束』シリーズ
視線を落としたその足元には、いつも光の束があった。強く、静かに、無言のまま私を迎え、包み込み、導こうとするその光は、何ものにも代えがたい存在のように、私を見守り続けていた。

『イノセント』シリーズ
『イノセント』シリーズ

『イノセント』シリーズ
そもそも、人間は心に優しさをいっぱい持っている生き物だと思う。そして、心はきっと柔らかいに違いない。汚れのない瞳でそれを見つけると、まだうまく歩くことさえできない娘は決まってほおずりをする。目頭が熱くなった。

『水溜まり』シリーズ
『水溜まり』シリーズ

『水溜まり』シリーズ
好奇心がなくなった時点でアーティストを辞めよう。
そう思ったのは、ある日の雨上がりの午後だった。絶筆の日が少しでも遠のくように、僕は必死で抗っている。

本展について|アーティストメッセージ
 十年前、僕はまだ、今より少しだけ若く、もう少しだけ、未来を単純に信じていたように思います。
あれから世界は大きく変わりました。
 街の景色も、人々の価値観も、「美しさ」の定義さえ、わからなくなる時があります。ヴェネツィアの工房
で、僕は幾度となく考えていました。この仕事は、あと何年続けられるのだろうか、と。
ガラスは美しい素材です。しかし同時に、それは極めて不安定で、脆く、そして時代の影響を真正面から受
ける素材でもあります。
 経済危機。パンデミック。戦争。エネルギー問題。AI の急速な進化。
 《まっしぐらな心》 《かたくなな心》 《不思議に思うこと》
 《夜桜の夢》 《濡れた桜》 《優しく揺れている》
 この十年、世界はまるで、大きな地殻変動の途中にあるようでした。それでも僕は、常に新しいデザインを
描き、新しいコンセプトを考え続けてきました。なぜなら、どれほど時代が変わろうとも、人が人の手によ
って作られたものに心を動かされる瞬間は、決して消えないと信じているからです。振り返れば、この十年
の作品たちは、単なる「作品」ではなく、その時代ごとの僕自身の体温の記録だったのかもしれません。
嬉しかった日の色。苦しかった日の形。希望を失いそうになりながら、それでも前を向こうとした痕跡。
そしてそのすべてを、支えてくださった皆様がいました。
 作品をお迎えくださった方。展示に足を運んでくださった方。遠くから見守ってくださった方。厳しい時代
の中でも、「続けてください」とスポンサーになってくださった方。
 その一つ一つの出会いに、僕はどれほど救われてきたかわかりません。
 今回の展覧会では、この十年の作品を中心に展示いたします。けれど本当に展示したいのは、作品そのもの
だけではありません。
 その背後に流れていた時間、語られなかった感情、そして、変わり続ける世界の中で、それでもなお「人間
が人間であり続けようとした記録」です。AI が多くのものを生み出せる時代になりました。本物に似たもの
は、これからさらに増えていくでしょう。
 けれど僕は今、以前にも増して、「人間にしか宿らない揺らぎ」や「不完全さ」こそが、美しさの核心なの
ではないかと感じています。
 変わっていくもの。変わらないもの。
 その両方を見つめながら、僕はこれからも、自分の歩幅で、静かに制作を続けていきたいと思っています。
 僕が僕であるために。皆様にお会いできますことを、心より楽しみにしております。
 土田 康彦 2026年 初夏プロフィール

ポートレイト

アーティストプロフィール
1969年大阪生まれ。ヴェネツィア・ムラノ島にアトリエを構える唯一の日本人アーティスト。強いメッセージやコンセプト、哲学を感じさせる作風から「ガラスの詩人」と評される。近年は、文学・食・建築・映画・ファッション・音楽などジャンルを超えて活動し、各分野の作家とのコラボレーションを展開。2021年完成の田邊アソシ監督作品『マゴーネ/土田康彦』が世界各地の11の映画祭にエントリー、計五つの賞を受賞し、大きな話題を呼んだ。2023年日本橋三越本店にて大規模な集大成展を開催。土田の展覧会の真骨頂である「アートなタペ」は、芸術と文学と音楽と食を融合した総合芸術であり、土田本人が自らプロデュースしている。その中でも核となる要素は朗読会であり、小さなレストランの片隅で10人ほどの仲間たちを集め始まった小さな試みが、数年後の2024年には全国7都市を巡り、延べ1700人以上の動員を記録するほどのイベントへと成長。著書に『運命の交差点』(ADP出版)、『The Voice』(ブックエンド出版)、『辻調館科』(祥伝社)、『神戸みなと食堂』(托口出版)がある。2025年慶應義塾大学大学院入学。同年に開催された大阪万博EXP02025を記念してリリースされた初の『ルイ・ヴィトンシティガイド大阪2025』において、土田は「大阪を代表する15人の顔とクリエイター」に選出され、万博にてイベントを開催した。

※会期中全日程、作家本人が在廊予定です。
※作品画像の使用は本展をご紹介いただく場合のみとし、本展終了後の使用はできません。
※作品画像をご紹介いただく場合は、展覧会名、会期、会場、指定のキャプションを必ずご記載ください。
※全図で使用してください。トリミング、変形、部分使用、文字のせは禁止となります。
※広報画像を使用し本展をご紹介いただく場合は、ご連絡をお願いします。

※本記事は各施設配布のプレスリリースおよび提供情報をもとに作成しています。

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