2023年秋、とはいえ深刻な気候変動によって夏の暑さがしつこくまつわりつく9月の韓国のソウルで、注目のアートフェアが開催された。その名称は、Frieze Seoul(1~3)。Friezeといえば、現代アートの専門雑誌Friezeによって2000年代初頭ロンドンで開始され、現在に継続すると同時に、その世界戦略がニュー...Read More
あおひと君の週間アート情報という関連企画始めました!この企画は、アートウエブメディア Tokyo Live&Exhibitsの掲載情報から、1週間ごとに展覧会、イベントをご紹介するYoutubeチャンネルです。あおひと君がナビゲーターに招かれ、また、あおひと君が現場ロケした展覧会、イベントの取材も取り入れていく予定です...Read More
※その2からの続き3.レジスタンスの作法: 今や資本主義マーケットの権化となったアートフェアで、誰が抵抗するのか? 最後に問いたい。冒頭の副題で「高が」アートフェア(展示即売会)と述べたが、アートが完全に資本主義マーケットに取り込まれた21世紀のフェアで、作品をギャラリーの店先に並べる個人のアーティストに何ができるのか...Read More
※その1からの続き2. ローカルの作法: Tokyo Gendaiは、アジアで遅れを取った日本のアートマーケットの切り札か? 新型コロナ禍によってその勢いが鈍らされているとはいえ、パンデミックが終幕を迎えて、再びグローバル資本主義の大波に世界が覆われようとしている。 ところが、日本のアートマーケットにはその影響が及びに...Read More
1.グローバルの作法: Tokyo Gendaiを世界と比較する Tokyo Gendai(以下Tokyo、1)は、東京で待望されていた国際的な現代アートのフェア(見本市+即売会)である。1990年代初めのNICAF(国際コンテンポラリーアートフェア)以来の国際的アートフェアの再登場は、まずはご祝儀相場で他との比較は差...Read More
Independentが行われた1週間後、同じニューヨークでFriezeが開催された。 本文【2】で説明したように、新型コロナウイルスのパンデミックでヨーロッパから参加するギャラリーが激減し、Independentは不可抗的にグローバルから遠ざかった。それに対してFriezeは、2021年よりマンハッタンの最新再開発...Read More
2023年5月、【1】のTaipei Dangdaiが行われた台北から、日程が重なるニューヨークのIndependentへ。 まず前提として確認したいことは、ニューヨークで開かれるアートフェアIndependent(1)に参加するギャラリーの展示作品が、ポストモダンを超越しているということである。対して、現在トレンド...Read More
2023年台北で開かれたTaipei Dangdai(1、2)をやや大げさに総括すれば、欧米のギャラリーがガゴシアンを筆頭にして総崩れだった。実は、欧米の主要なギャラリーの多くが参加していないために、他のグローバルなアートフェアと通底する《一本の筋》がないフェアだったのだ。 この《一本の筋》は欧米のアートの歴史であり...Read More
その2より続き4. ビエンナーレ・ホールの外へ:テーマの例証の先にあるビエンナーレの結論としての作品・ビエンナーレ・ホールに近い国立光州博物館(46) この会場(47)は、ビエンナーレ・ホールに近いせいか、未だ水のテーマの例証の延長と思われる作品群(48~54)だった。つまり、アンビギャスな表現のカオティックな作品によ...Read More
その1より続き3. ビエンナーレ・ホール【2】:この道は祖先を迂回して抵抗へと続く 今ビエンナーレは、次のスペースGallery 3で、祖先(Ancestor)という過去の声(19)に傾聴することで迂回の戦略を採る。そこから、未来の生の知恵(20~24)を汲み上げるのである。それが、その先のGallery4(25~29...Read More
1. 2023年、再び光州へ 2018年、第12回のビエンナーレ以来、5年ぶりの光州(1)である。非常に懐かしく感じる街(2)は、少なくとも外見上変わった様子はなかった。 5年のブランクではあるが、3年間は新型コロナ禍によるロス、1年延期されて国内勢が多く短期間の前回のビエンナーレから2年の間を置いたという意味で、変則...Read More
in memory of Tari Ito 2021年の春、穏やかで静かな光のなかで「LOOP Art Hospitality 広がる、人と命の輪」展が工房親(東京都渋谷区)開催された。2011年から10年間にわたり病院やクリニックなど医療の現場にアート作品を置くというギャラリー主導のプロジェクトは、ギャラリストと病、...Read More
師走を迎え、本年もたくさんの感謝をして振り返る時期となりました。みなさま、どうもありがとうございました。感謝の念が絶えません。さて、あおひと君ショートムービープロジェクトのクラウドファウンディングの募集期限も12月20日までとなりました。残り4日間、まだ目標の31%です。少しでも目標額に近づけられよう心より祈っておりま...Read More
みなさま、あけましておめでとうございます。当サイトをご覧いただいたみなさま、どうもありがとうございました。掲載情報をご提供いただいた関係者のみなさま、たいへんお世話になりました。心より御礼申し上げます。ここ数年、不穏な世情にかかわらずアートブームです。(現代アートは、ここでいうアートとは違うかもしれません。とりあえずア...Read More
コスタリカに負けてしまったジャパン。次はスペインですね、ドイツに勝ったのだから大丈夫だ!そんななか、日本戦の間をかいくぐって、「フィガロの結婚」を上演しました。宇宙から舞い降りてきたアオヒトが、おもちゃ箱の人形に愛を注いで、その人形たちがステージの上で「フィガロの結婚」のお話を繰り広げるという創作歌劇です。11月24日...Read More
11月24日(木)、モーツアルトの歌劇「フィガロの結婚」です!歌手、演奏者の方々は一流の音楽家ばかりで次元の違う宇宙人、あおひと君がうまく共演できるのでしょうか?乞うご期待です。先週土曜の稽古風景です。こちらC席の招待券あります。また特別にA席(¥5000→¥3500)、B席(¥3000→¥2100)も、あおひと君3割...Read More
立冬も過ぎ、あっという間に2022年11月も半ばになってしまいました。あおひと君ショートムービープロジェクトも12月20日まで。残り1ヶ月間で少しでも目標額に近づけられよう心より願っております。先週11月5・6日、武蔵野はらっぱ祭りであおひと君パフォーマンスを披露しました。会場にいた数千人?もの人たちは、「なにこれ!」...Read More